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法への根源的視座

笹倉 秀夫  著

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価格 \6,600(税込)         

発行年月 2017年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 6p,299p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/社会科学/法律/基礎法・法哲学・法思想史・法社会学
ISBN 9784762830006
商品コード 1025512432
NDC分類 321.1
基本件名 法哲学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2017年12月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025512432

著者紹介

笹倉 秀夫(著者):1947年兵庫県生まれ。東京大学法学部卒業。早稲田大学法学学術院教授。著書に「法解釈講義」「政治の覚醒」「法学講義」など。

内容

リベラル・アーツとしての法学の多領域にわたる問題群に論究する, 法哲学界の重鎮によるポレミッシュな論文集 著者は,これまで法学・法哲学/法・政治思想など,インターディシプリナリーな問題群を,幅広い知をもって剔抉してきた。多領域にわたる学問を多層的に渉猟して,「法というものの根源にあるもの」「その究極にあるもの」に迫る。「正義論」「フィクション論」「権利論」から「法学論」まで斬り込むエッジの効いた論考集。 ◆主な目次 はしがき 第1章 正義の構造:サンデル、ロールズ、井上達夫から考える 1.1 はじめに 1.2 サンデル考:正義論と道徳論の関係 1.3 ロールズ考:分配論と正義論の関係 1.4 井上達夫考:「正義概念」・「善に対する正の基底性」の射程 1.5 むすび:正義の個別性 第2章 「良心」とは何か:憲法19条の考察 2.1 問題の所在 2.2 良心とは何か 2.3 良心の自由侵害がもたらすもの 2.4 良心防衛の法理 2.5 むすび 第3章 法と擬制:末弘厳太郎『嘘の効用』・来栖三郎『法とフィクション』考 3.1 はじめに 3.2 大岡裁きの事例の検討 3.3 他の六つの事例の検討 3.4 来栖三郎のフィクション論 3.5 正義論からの考察 第4章 「責任」について:歴史からの考察 4.1 はじめに 4.2 刑事責任 4.3 民事責任 4.4 ヨーロッパ原初の不法行為責任 4.5 むすび 第5章 国家法人と個人:日本国による戦時犯罪への国家賠償をめぐって 5.1 はじめに 5.2 現代における国家法人 5.3 現代の国家法人と個人 5.4 むすび 第6章 法と権利:法が先か権利が先か 6.1 はじめに 6.2 思想によって異なる 6.3 実務との関係:「民事訴訟の目的」論 第7章 法解釈論と法の基礎研究:平井宜雄『損害賠償法の理論』考 7.1 はじめに 7.2 前半部分――相当因果関係説をめぐって 7.3 後半部分:不法行為法の基礎理論をめぐって 7.4 まとめ 第8章 民主主義科学者協会法律部会50年の理論的総括:現代法論を中心に 8.1 はじめに 8.2 国独資論と経済主義 8.3 国家論 8.4 法の歴史分析 8.5 国際的な諸関係 8.6 新自由主義 8.7 Grand Theory 8.8 近代法・社会法への新スタンス 第9章 「法学」なるものの再考/再興 9.1 法的思考はどこから法的か? 9.2 開いた法学/閉じた法学 9.3 法科大学院を…

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