著者紹介
色川 大吉(著者):色川大吉(いろかわ だいきち)
1925年千葉県佐原町(現香取市)生まれ.東京大学文学部卒.東京経済大学名誉教授.専門は日本近代史,自由民権思想史.民衆史の開拓,自分史を提唱し,水俣病事件の調査や市民運動にもかかわる.主な著書に『明治精神史』上・下(岩波現代文庫),『ある昭和史―自分史の試み』(中公文庫),『戦後七〇年史』(講談社),『色川大吉著作集』全5巻(筑摩書房),『北村透谷』(近代日本の思想家6,東京大学出版会),『色川大吉対談集 あの人ともういちど』(日本経済評論社)など多数.旅行家としても著名であり,『フーテン老人世界遊び歩記』(岩波同時代ライブラリー),『雲表の国―チベット踏査行』『わが聖地放浪―カイラスに死なず』(小学館),『ユーラシア大陸思索行』(中公文庫)など数多くの紀行書も著す.