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煉獄と地獄~ヨーロッパ中世文学と一般信徒の死生観~

松田 隆美  著

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価格 \3,520(税込)         

発行年月 2017年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 269p,25p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/文学史
ISBN 9784906791743
商品コード 1025735878
NDC分類 902.04
基本件名 文学-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2017年12月1週
書評掲載誌 朝日新聞 2018/01/14
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025735878

著者紹介

松田 隆美(著者):1958年生まれ。ヨーク大学大学院博士課程修了。慶應義塾大学文学部教授。専攻はイングランドを中心としたヨーロッパ中世文学など。著書に「書物の来歴、読者の役割」など。

内容

 煉獄と地獄の図絵、99点収録。聖職者・知識階級ではなく、中世ヨーロッパの一般大衆は死と死後の世界をどのようにイメージしていたのだろうか。  13〜16世紀、黒死病(ペスト)の惨劇をくぐった中世は、死後世界をめぐってさまざまな表象と物語を生み、やがては煉獄の誕生をみる。往生術、死後世界探訪譚、死の舞踏という死の文学のモチーフにおいて煉獄が果たした役割とは何だったのか。  説教、教化文学、壁画、ステンドグラス、時禱書、装飾写本などを図像とともに広く渉猟し、人々の心性に浸透してその死生観の根となった要素を掘り起こす。

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