ホーム > 商品詳細

書評掲載
丸善のおすすめ度

思想としての近代仏教(中公選書 030)

末木 文美士  著

在庫状況 有り  僅少 お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \2,640(税込)         

発行年月 2017年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 421p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/宗教/仏教
ISBN 9784121100306
商品コード 1025756216
NDC分類 181
基本件名 仏教哲学
本の性格 学術書/学生用
新刊案内掲載月 2017年12月3週
書評掲載誌 読売新聞 2017/12/03、毎日新聞 2018/04/01
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025756216

著者紹介

末木 文美士(著者):1949年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。博士(文学)。東京大学・国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学名誉教授。著書に「日本宗教史」など。

内容

日本において「近代仏教」はどのように形成され、展開していったのか。それは伝統と近代・現代の問題を考えるときに重要な観点を内在している。 本書は清沢満之、倉田百三、田中智学、鈴木大拙など近代仏教を担った代表的知識人の営為に光をあて、思想という面から見ていく。また本書は、浄土教、日蓮系、禅という三つの系統について、思想動向を取り上げるなど記述は整理的であり、仏教研究の複雑な様相も丹念に説明していく。さらに本書では、「大乗」という問題に焦点を当てる章も設けている。戦争を含めた時代状況との関連や実践の問題にも筆はおよび、近代仏教の歴史的展開と、現在に投げかける諸問題を一冊のうちに説き示している。日本仏教学の第一人者による、まさしく充実の名編といえよう。

カート

カートに商品は入っていません。