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関係人口をつくる~定住でも交流でもないローカルイノベーション~

田中輝美  著

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価格 \1,540(税込)         

発行年月 2017年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 255p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/都市・地域・農村
ISBN 9784863241183
商品コード 1025856150
NDC分類 361.7
基本件名 地域社会
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2017年12月1週
書評掲載誌 日本経済新聞 2021/07/10、日本経済新聞 2023/03/11
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025856150

著者紹介

田中輝美(著者):ローカルジャーナリスト。島根県浜田市出身。大阪大学文学部卒業後、山陰中央新報社に入社し、ふるさとで働く喜びに目覚める。報道記者として、政治、医療、教育、地域づくり、定住・UIターンなど幅広い分野を担当。琉球新報社との合同企画「環(めぐ)りの海-竹島と尖閣」で2013年日本新聞協会賞受賞。2014年秋、同社を退職して独立、島根を拠点に活動している。著書に『未来を変えた島の学校̶隠岐島前発ふるさと再興への挑戦』(岩波書店)『地域ではたらく 「風の人」という新しい選択』(ハーベスト出版、第29回地方出版文化功労賞受賞)『ローカル鉄道という希望̶ 新しい地域再生、はじまる』(河出書房新社、第42回交通図書賞奨励賞受賞)など。2017年、大阪大学人間科学研究科修士課程修了。一般社団法人・日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)の運営委員も務める。

内容

【地域を元気にする「第3の人口」!”過疎最先端地域”島根から学ぶ、地域との関わり方】
人口減少時代を迎えた日本。いま地方都市では、過疎化や少子高齢化が進み、全国の地方自治体が移住・定住に力を入れている。でもよく考えてみると、どこかの定住人口が増えれば、結局どこかが減ることになるのではないか?
実は、人口が減ることなく“増えるばかり"で、地域を元気にできる「第三の人口」がある。それは、住んでいなくても継続的に特定の地域に関わる人を指す「関係人口」だ。この関係人口の存在が日本の地方をおもしろくし、社会をよくしていくヒントになるのではないだろうか?例えば、ひと月のうち一週間をどこかの地域で過ごして自分の商いをはじめたり、東京で地域のおいしいものを食べる会を開いたり、東京でとある地域の情報のみをラジオで発信したり……。
一例として、本著で共通しているのは、東京にいながら島根のソーシャルな事例を学び、島根との関わり方を考える講座「しまコトアカデミー」の受講生だったということ。本書には、同講座がどのように関係人口を増やしていったのかが描かれている。そして、そのことが結果的に島根への移住者を増やし、島根を元気にすることにつながっているということもだ。
これからの地方、そして日本の未来をよりよくしていくかもしれない「関係人口」という考え方。“過疎最先端"の島根を舞台にした、最先端の地域との関わり方、学んでみませんか。

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