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禅~沈黙と饒舌の仏教史~(講談社選書メチエ 665)
沖本 克己
著
発行年月 |
2017年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
300p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/宗教/仏教 |
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ISBN |
9784062586689 |
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商品コード |
1025936052 |
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NDC分類 |
188.82 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2018年01月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025936052 |
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著者紹介
沖本 克己(著者):1943年生まれ。花園大学卒業。東京大学大学院中退。花園大学大学院教授を経て同名誉教授。文学博士。主な著書に『禅の思想とその流れ』『禅思想形成史の研究』『臨済義玄』『仏教学論集』(1~3)、共著に『禅語の茶掛を読む辞典』など。
内容
禅はどのように言葉と対峙してきたのか。仏教史から読み解く、「語り得ぬもの」の伝承。
ブッダは、真理は言語表現できないという。しかし、仏教は万巻の書にその教えをとどめてきた。
禅宗は、教学仏教に抗して生まれた。しかし、禅語は独特で難解、禅問答は不条理、「不立文字」という言葉はそれ自体が矛盾である。
禅は、語り得ぬものにどう向き合い、何を伝えてきたのか。
ブッダの教えが禅宗へと至り、さらに日本で発展するまで。
禅とは何か、仏教史から問い直す。