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漱石の書斎~外国文学へのまなざし 共鳴する孤独~
飛ケ谷 美穂子
著
発行年月 |
2017年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
6p,279p,11p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784766424904 |
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商品コード |
1026060069 |
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NDC分類 |
910.268 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2018年02月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1026060069 |
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著者紹介
飛ケ谷 美穂子(著者):札幌市生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了。近代文学研究者。日本比較文学会理事。著書に「漱石の源泉」など。
内容
漱石はいかにして外国文学を読み、 傑作をうみだしていったのか? ▼漱石作品のなかには、謎の外国語、そして外国作品の引用句がちりばめられている。本書では、遺された蔵書をたんねんに調べ上げることで、それらの出所を突き止め、漱石がどのように外国語の本を読み、作品のなかに取り込んでいったのかを明らかにする。 ▼とりわけ、ピーコック、ブラウニング、シェンキェヴィチ、ウィリアム・シャープなどの典拠を手がかりに漱石作品を読み解き、〈東洋と西洋〉、〈影響と受容〉という二項対立を超えた、その〈現代性〉――近代人の絶望的な〈孤独〉の所以――をさぐりあてていく。