丸善のおすすめ度
近世蔵書文化論~地域<知>の形成と社会~
工藤 航平
著
発行年月 |
2017年11月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
7p,457p,12p |
---|
大きさ |
22cm |
---|
|
ジャンル |
和書/総記/総記/書誌・出版 |
---|
|
|
ISBN |
9784585222002 |
---|
|
商品コード |
1026118829 |
---|
NDC分類 |
020.21 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2017年12月4週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1026118829 |
---|
著者紹介
工藤 航平(著者):1976年神奈川県生まれ。総合研究大学院大学博士後期課程修了。博士(文学)。東京都公文書館(史料編さん担当)専門員および学習院女子大学非常勤講師。
内容
近世日本における出版文化の隆盛、そして文書による行政・経済システムの発展は、都鄙・身分を問わず、それぞれの社会的環境のもとで〈知〉の形成・蓄積をうながした。村落においては、当地における先例、行政や生活に関わる文書、そして書籍からの抜き書きなどを実務的な目的に併せて集成した編纂物が広く作成され、地域固有の〈知〉の源泉としてさまざまな場に応じて活用された。地域で受け継がれるアーカイブズを「蔵書文化」という観点から読み解き、近世社会特有の〈知〉の構造を描き出す。