丸善のおすすめ度
9.11後の現代史(講談社現代新書 2459)
酒井 啓子
著
発行年月 |
2018年01月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
221p |
---|
大きさ |
18cm |
---|
|
ジャンル |
和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典 |
---|
|
|
ISBN |
9784062884594 |
---|
|
商品コード |
1026588276 |
---|
NDC分類 |
302.27 |
---|
|
|
本の性格 |
学生用 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2018年02月4週 |
---|
書評掲載誌 |
朝日新聞 2018/03/04、東京・中日新聞 2018/03/25 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1026588276 |
---|
著者紹介
酒井 啓子(著者):1959年生まれ。東京大学教養学部教養学科(国際関係論)卒業後、アジア経済研究所に勤務。24年間の同研究所在任中に、英国ダーラム大学(中東イスラーム研究センター)で修士号取得。1986~89年、在イラク日本大使館に専門調査員として出向。東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授を経て、現在、千葉大学法政経学部教授兼同大学グローバル関係融合研究センター長。専攻はイラク政治史、現代中東政治。おもな著書に『イラクとアメリカ』(岩波新書、アジア・太平洋賞大賞受賞)、『イラク 戦争と占領』『イラクは食べる』(岩波新書)、『中東から世界が見える イラク戦争から「アラブの春」へ』(岩波ジュニア新書)、『<中東>の考え方』(講談社現代新書)、『移ろう中東、変わる日本 2012-2015』(みすず書房)、『中東政治学』(編著、有斐閣)など。
内容
20世紀を通じて中東で起きてきたことは、世界の、特に欧米諸国が行ってきたことのツケみたいなものである。そして、21世紀。アメリカの陰り、テロ、難民、宗教対立……2001年の9.11米国同時多発テロ事件を機に、そのツケがさらに巨大なものとして私たちの目の前に現れている。中東から、混乱の世界を読み解き、どう次の時代につなげていくのかを問う、かつていない現代史。
中東の歴史こそが、世界の現代史の縮図である。
20世紀を通じて中東で起きてきたことは、世界の、特に欧米諸国が行ってきたことのツケみたいなものである。
そして、21世紀。
アメリカの陰り、テロ、難民、宗教対立……2001年の9.11米国同時多発テロ事件を機に、そのツケがさらに巨大なものとして私たちの目の前に現れている。
9.11、イラク戦争、アラブの春、という中東にまつわる3つの「起点」から、混乱の世界を読み解き、どう次の時代につなげていくのかを問う、かつてない現代史。
<目次>
第1章 イスラーム国(2014年~)
第2章 イラク戦争(2003年)
第3章 9.11(2001年)
第4章 アラブの春(2011年)
第5章 宗派対立?(2003年~)
第6章 揺れる対米関係(2003年~)
第7章 後景にまわるパレスチナ問題(2001年~)
終 章 不寛容な時代を越えて