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幻想の平安文学
永井 和子
著
発行年月 |
2017年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
4p,513p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784305708557 |
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商品コード |
1026588282 |
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NDC分類 |
910.23 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2018年02月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1026588282 |
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著者紹介
永井 和子(著者):1934年東京生まれ。学習院大学大学院(修士課程)修了。学習院女子大学名誉教授。著書に「寝覚物語の研究」「源氏物語と老い」「日なたと日かげ」など。
内容
物語が抱える「幻想」とどのように向きあうか。 作者名が明記される漢詩文や歌と異なり、物語は、作者とは別に設定された「語り手」が語ることが建前の、現実とは切り離された虚構的存在である。「作者」の存在そのものは直接には見えてこない。いわば物語自体が「幻想」を抱えている。また一方、老人を語り手に設定することで叙述そのものが相対化されて幻想は深まり、物語は自在性を獲得した。 物語と作者、老者の語りを主題に、枕草子・源氏物語・寝覚物語を読み解いてきた著者の集大成!