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循環器ジャーナル<Vol.66No.1(2018)> 循環器診療 薬のギモン

坂田 泰史  他
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発行年月 2017年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 160p
大きさ 28cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/内科学/循環器疾患
ISBN 9784260029483
商品コード 1026595592
NDC分類 493.2
基本件名 循環器病-雑誌
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1026595592

内容

本特集では、それぞれの病態を診療するときに現場で聞こえてくるクリニカルクエスチョンを集め、エキスパートに回答いただくという形式をとっている。 心不全では心筋保護薬の使い方のみならず、難しいとされる強心薬、利尿薬の使い方に言及している。これからの循環器医は、このような予後を改善しないと考えられている治療薬をいかに「かっこよく」使えるかが求められているのである。高血圧治療において、近年新薬が発売されていないことは、必ずしも病態が解決されたことを意味しない。むしろ循環器医全体が広く精密な降圧治療を行う時代が来たと考えるべきである。虚血性心疾患について、デバイス治療はかなり完成度が高くなっているが、その時代の新しいデバイスに応じて抗血栓療法の強弱、期間を検証し続けなければいけない。またSHD治療では日本における薬物治療サポートは現在進行形である。この分野は今後多くの日本でのエビデンスを必要とするであろう。不整脈治療において、現在最も多くの症例が積み重ねられているのは心房細動アブレーションである。この新しいデバイスに応じた抗凝固療法の薬剤選択、強弱、期間も日本におけるエビデンスが待たれている。しかし、抗不整脈薬も決して不要ではなく、患者に合わせたオーダーメイド投薬が行われれば今でも役に立つことはあるであろう。そして、現在新しい薬剤が最も多く世に出てきている肺高血圧治療については、早期診断・治療の枠組みの中でコストを意識した投薬戦略が求められている。 上記のテーマの多くについて、解決策ないしは少なくとも今後の問題提示をおこなっていただいている。ぜひ楽しみながら読んでいただければ幸いである。

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