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不確かな医学(TEDブックス)

シッダールタ・ムカジー  著

野中 大輔  翻訳
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価格 \1,485(税込)         

発行年月 2018年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 133p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/臨床医学/診断・検査・治療法
ISBN 9784255010366
商品コード 1026620227
NDC分類 492.1
基本件名 診断学
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2018年02月3週
書評掲載誌 毎日新聞 2018/03/18
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1026620227

著者紹介

シッダールタ・ムカジー(著者):ハーバード・メディカルスクール卒業・修了。がん専門の内科医、研究者。コロンビア大学助教授(医学)。同メディカルセンター勤務。「病の皇帝「がん」に挑む」でピュリツァー賞受賞。

内容

バイアスという名の病と、うまく付き合っていくために。医学はそもそも科学だろうか?——かつて若き研修医だった著者はその後の医師人生を変える1冊に出会い、普遍的な「医学の法則」を探し始める。事前の推論がなければ検査結果を評価できない。特異な事例からこそ治療が前進する。どんな医療にも必ず人間のバイアスは忍び込む。共通するのは、いかに「不確かなもの」を確かにコントロールしつつ判断するかという問題。がん研究の歴史を描いてピュリツァー賞も受賞した医師が、「もっとも未熟な科学」の具体的症例をもとに、どんな学問にも必要な情報との向き合い方を発見する。Small books, big ideas. 未来のビジョンを語る。人気のTEDトークをもとにした「TEDブックス」シリーズ日本版、第10弾。本書の著者、シッダールタ・ムカジーのTEDトークは以下のTEDウェブサイトで見ることができます。ww.TED.com(日本語字幕あり)「私は、医学がこんなにも法則のない、不確かな世界だとは思ってもみませんでした。小帯、耳炎、糖分解などと、まるで取りつかれたように身体部位や病気や化学反応に名前を付けていったのは、自分たちの知識の大部分は本当は知りえないものなのだという事実から身を守るために、医者が生み出した仕組みなのではないかと勘ぐるほどです。こうしたおびただしい数の情報によって、より本質的な問題が隠れてしまっています。それは、情報知と臨床知との融合です。この2つの領域にある知を融合するための道具立てを見つけられないか——そうした模索が本書のきっかけです。この本の中で『医学の法則』と呼んでいるものは、実際には不確かさ、不正確さ、不十分さにまつわる法則です。このような『不』の力が働く知の分野なら、何にでも当てはまります。それは不完全性の法則なのです」(本書より)

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