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エコノミクス・ルール~憂鬱な科学の功罪~

ダニ・ロドリック  著

柴山 桂太, 大川 良文  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \1,980(税込)         

発行年月 2018年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 196p,14p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/経済学/経済学説・経済思想
ISBN 9784560095980
商品コード 1026660512
NDC分類 331
基本件名 経済学
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2018年04月1週
書評掲載誌 日本経済新聞 2018/05/26
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1026660512

著者紹介

ダニ・ロドリック(著者):1957年トルコ生まれ。米ハーバード大学を卒業後、プリンストン大学でMPA、Ph.D.を取得。ハーバード大学ケネディ・スクール教授。専門は国際経済学、経済成長論、政治経済学。

内容

方法としての経済学 トマス・カーライルはかつて経済学を「陰鬱な科学」と呼んだ。時代は大きく異なるとはいえ、現在でもこうした見方に頷く者は多いはずだ。実際、経済学者に対する世間の目は、思いのほか厳しい。 一言で言ってしまえば、社会で生起している複雑な事象を単純な理論に還元する「知識豊富な馬鹿者」である。数学や統計学には通じているが、経済予測はおろか、それ以外のことでも全く役に立たないというわけだ。 本書の著者、ダニ・ロドリックは世界的に話題になった『グローバリゼーション・パラドクス』をはじめ、正統派経済学を批判してきた急先鋒だ。その彼が経済学の可能性を論じたのが本書である。 執筆の背景には、経済学と言えば、市場・効率・利己的行動しか思いつかない平板な世論がある。たしかに経済学者はリーマンショックを予測できなかったかもしれないが、経済学には危機やバブルを解明し克服する学説も無数にある。いまこそこの学問の裾野の広さを学ぶべきときなのだ。 労働価値説から限界革命、行動論から制度の経済学まで、あらゆる学説をモデルと捉え、経済学とは何かを明解に説いた新たな社会科学方法論!

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