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マクロ計量モデルの基礎と実際~東アジアを中心に~(アジ研選書 47)

植村 仁一  編
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価格 \2,860(税込)         

発行年月 2018年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 11p,204p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/社会科学/経済学/数理経済・計量経済・統計学
ISBN 9784258290475
商品コード 1026830554
NDC分類 331.19
基本件名 計量経済学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2018年06月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1026830554

著者紹介

植村 仁一(編者):植村 仁一 アジア経済研究所開発研究センター主任調査研究員
田口 博之 埼玉大学経済学部教授
ブー・トゥン・カイ 法政大学経済学部准教授
渡邉 雄一 アジア経済研究所地域研究センター東アジア研究グループ
ケオラ・スックニラン 在バンコク海外研究員
石田 正美 アジア経済研究所開発研究センター長

内容

本書は、大学学部レベルの経済学、統計学および計量経済学の基礎知識をもち、マクロ計量モデルをツールとして習得しようと考えている読者を対象とするものである。あたかもつかみどころのない現実経済を何らかの形で単純化・可視化することによって手元に引き寄せ、分析するための「経済モデル」と呼ばれる枠組みが、古くからさまざまな研究者・実務者によって開発・利用されてきた。本書でとり上げるマクロ計量モデルは、1950年代に米国のローレンス・クライン(ミシガン大学講師・当時、のちペンシルバニア大学教授、1980年ノーベル賞受賞)によって考案され、その後各国の研究者や政策担当者らによって広く活用されてきた手法である。その後、さまざまな議論・論争と幾多の紆余曲折を経てマクロ計量モデルは現在でも、一種の「成熟したツール」として広く用いられている
筆者はアジア経済研究所で長くマクロ計量モデルを用いた「東・東南アジアの経済予測」事業およびそれに連なる事業に携わってきた。その中で(1)マクロ計量モデルは自由である、(2)マクロモデルは育てていくものである、という思いを強くしてきた。とくに2番目の点については、自分で一から作成したモデルを操作する場合と、業務の関係上他人が開発したモデルを引き継いで操作する場合の両方を経験してきたが、後者の場合、特性や挙動などがしばらくの間把握できず、まるで馴れていない動物を扱うように感じたものである。ところが、時間が経つにつれてそうしたモデルでも手に馴染み、挙動の先読みができるようになってくるのが不思議といえば不思議であった。こうした経験をふまえ、本書はマクロ計量モデルを実用的なツールとして作成および運用を習得する際の参考書となることを想定している。

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