丸善のおすすめ度
THE BOOK OF CIRCLES~円環大全:知の輪郭を体系化するインフォグラフィックス~
マニュエル・リマ
著
三中信宏
翻訳
発行年月 |
2018年02月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
278p |
---|
大きさ |
26cm |
---|
|
ジャンル |
和書/総記/総記/知識・学問・学術 |
---|
|
|
ISBN |
9784802510707 |
---|
|
商品コード |
1026912279 |
---|
NDC分類 |
002.7 |
---|
|
|
本の性格 |
実務向け |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2018年04月3週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1026912279 |
---|
著者紹介
マニュエル・リマ(著者):マニュエル・リマ(Manuel Lima)
『クリエイティブ』誌で「2009年の世界で最も創造的で影響力のある50名」に選ばれたマニュエル・リマは、英国王立芸術協会の会員、Googleのデザイン・リード、VisualComplexity.comの創設者でもあり、パーソンズ美術大学の常勤講師としてデータ可視化について教えている。
リマは情報可視化の分野の第一人者であり、TED、Lift、OFFF、Eyeo、アルス・エレクトロニカ、IxDA Interaction、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、イェール大学、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート、ニューヨーク州立大学のティッシュ・スクール・オブ・アート、パリ国立高等装飾美術学校、アムステルダム大学、そしてメディアラボ・プラド・マドリードなど、世界中の国際会議や大学、催し等で講演している。
内容
本書を手にした読者は、数々の円環型ダイアグラムがつくりだすもうひとつの図像世界を旅することが約束されている。その意味で、本書はまちがいなく稀有の読書体験となるだろう。
ーー三中信宏「監訳者解説」より
===============================
一千年に及ぶ人間の知の可視化を分析した前作『THE BOOK OF TREES - 系統樹大全:知の世界を可視化するインフォグラフィックス』の姉妹本となる本書では、情報可視化の表現において採用されることの多い「円環」レイアウトに着目し、古今東西の300を超える図版とともに、その可能性を次の3つのアプローチから読み解いていく。
1)人間の知識のあらゆる領域において、円環が普遍的な存在となった状況を明らかにする。
2)なぜ人間が「円環」という形状に惹きつけられるのかを、近年の認知科学研究で明らかになった知覚バイアスを基に説明していく。
3)円環レイアウトの多様性と柔軟性を、21の分類体系によって提示する。
これらの考察により、より現代に則した形で、どんな複雑なものでも表現できる円環の無限の可能性に触れることができる。情報デザイン領域においてはもちろんのこと、人間によるあらゆる表現領域において参考となる一冊。