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シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち~近世の観劇と読書~
北村 紗衣
著
発行年月 |
2018年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
230p,79p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/イギリス文学 |
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ISBN |
9784560096000 |
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商品コード |
1026942529 |
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NDC分類 |
932.5 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2018年04月5週 |
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書評掲載誌 |
東京・中日新聞 2018/05/27、日本経済新聞 2018/06/02 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1026942529 |
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著者紹介
北村 紗衣(著者):武蔵大学人文学部英語英米文化学科准教授。専門はシェイクスピア、フェミニスト批評。著書に「共感覚から見えるもの」など。
内容
王女や作家から市井の観客・読者まで 現代でこそイギリス文学の「正典」として称えられているシェイクスピアだが、はじめからそうだったわけではない。むしろ、どちらかというと教養のない作家と見られていた。 そのシェイクスピアをイギリス文学の金字塔に押し上げたのは、学者や作家、舞台のスターや演出家、イギリス文化を広めようとした政治家や教育者だけの業績ではない。作品が今でも世界中で親しまれ、映画やテレビドラマになっているのは、多くの無名の人々が劇場でシェイクスピアを楽しんできたからだ。そしてそこには、確かに女性たちがいた。偉大なシェイクスピア研究者として知られる人々の大部分は男性だが、16世紀の末から、芝居を見、作品を読み、それについて考える女性たちは存在していた。批評・研究史の初期にさえ、女性の働きがあったのだ。 本書は、フォリオへの書き込みや手紙などの分析、18世紀にあったファンの一大イベントの記録を通じて、16世紀末~18世紀半ば頃までの時期、著名な作家や宮廷人から一読者、一観客にいたる女性ファンが、シェイクスピアの権威の確立にどのような役割を果たしたかを見る。