ホーム > 商品詳細

書評掲載
丸善のおすすめ度

辺境中国~新疆、チベット、雲南、東北部を行く~

デイヴィッド・アイマー  著

近藤 隆文  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \3,080(税込)         

発行年月 2018年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 336p,8p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/国際関係論
ISBN 9784560096208
商品コード 1026942531
NDC分類 316.822
基本件名 民族問題-中国
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2018年05月1週
書評掲載誌 朝日新聞 2018/05/12、日本経済新聞 2018/05/26、東京・中日新聞 2018/06/03
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1026942531

著者紹介

デイヴィッド・アイマー(著者):1988年に初めて中国を訪れて以来、中国行脚を続け、ほぼ全省を踏破した。『サンデー・テレグラフ』北京特派員、『デイリー・テレグラフ』東南アジア特派員等を歴任。

内容

「境界」に漂うただならぬ空気 ひと口に国境と言っても、さまざまなかたちがある。検問所が設けられ、出入国の際に賄賂が必要なもの。フェンスはあるが穴だらけで出入り自由なもの。そもそもどこが境なのか定かでないもの。 本書は、80年代から中国取材を続けてきたジャーナリストが、新疆、チベット、雲南、東北部の国境地帯を歩き、そこに暮らす少数民族にいま何が起きているのかを詳細に描いたルポである。各地に共通するのは、漢化政策が加速し大量の漢民族移住者が押し寄せていること、そして、国境の「向こう側」と必ずしも隔絶しているわけではないということだ。 しかし、同じ国境地帯とはいえ、地域によって事情は大きく異なる。新疆、チベットでは漢民族との軋轢が、ときに暴動や焼身自殺というかたちで表出する。雲南に足を延ばすと、麻薬、売春、人身売買など、漢民族を巻き込んだ(あるいは無視した)国境なき不法行為が横行し、北京当局を悩ませる。そして東北部には北朝鮮という不確定要素が横たわり、人口減少が進む極東ロシアとの間では経済格差が広がるばかり…… 漢中国に抗い、翻弄されるマイノリティーたちの実相を描いた現代中国ノンフィクションの白眉!

カート

カートに商品は入っていません。