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原発はどのように壊れるか~金属の基本から考える~

小岩 昌宏, 井野 博満  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2018年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 9p,187p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/理工学/電気・電子工学/電力
ISBN 9784901496926
商品コード 1026959072
NDC分類 543.5
基本件名 原子力発電
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2018年05月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1026959072

著者紹介

小岩 昌宏(著者):1936年 名古屋市に生まれる。
東京大学工学部冶金学科卒、同大学院博士課程修了、工学博士。東北大学金属材料研究所(原子炉材料金相学部門)勤務を経て、京都大学工学部教授(材料工学専攻)。現在、京都大学名誉教授。
2008年から新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会 設備健全性、耐震安全性に関する小委員会委員。
井野 博満(著者):1938年 東京都に生まれる。
東京大学工学部応用物理学科卒、同大学院博士課程修了、工学博士。大阪大学基礎工学部、東京大学生産技術研究所を経て、同工学部教授、法政大学工学部教授。現在、東京大学名誉教授。
2007年から柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会代表。2011年~2012年経産省原子力安全・保安院高経年化意見聴取会、ストレステスト意見聴取会委員。2013年から原子力市民委員会委員、アドバイザー。

内容

この本は、一般市民や研究者・実務家に、原発の安全性・危険性を金属の基本から考えてもらうことを目的として執筆された。金属学の常識と考えられる事柄も、良くかみくだいて説明し、誰にでも理解できる表現に心掛けた。そのうえで、原発にはどのような金属材料が使われ、どのような問題を抱えているかを詳述した。疲労・腐食・中性子照射脆化などの劣化事象や耐震強度の問題である。
著者らは、2007年の中越沖地震で柏崎刈羽原発が被災したことや2011年の東日本大震災で福島第一原発が大事故に至ったことに際して、新潟県や経済産業省が設置した委員会での原発の安全性をめぐる議論に参加した。本書では、金属学のエッセンスを記述するとともに、そのような著者らの経験と知見をもとに原発の安全性について問題提起をしている。

目次

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