丸善のおすすめ度
スパース推定法による統計モデリング(統計学One Point 6)
川野 秀一,
松井 秀俊,
廣瀬 慧
著
発行年月 |
2018年03月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
12p,155p |
---|
大きさ |
21cm |
---|
|
ジャンル |
和書/理工学/数学/確率論・数理統計学 |
---|
|
|
ISBN |
9784320112575 |
---|
|
商品コード |
1027041594 |
---|
NDC分類 |
417 |
---|
|
|
本の性格 |
実務向け |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2018年04月3週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027041594 |
---|
著者紹介
川野 秀一(著者):電気通信大学大学院情報理工学研究科准教授。博士(機能数理学)。専攻は統計科学。
松井 秀俊(著者):滋賀大学データサイエンス学部准教授。博士(機能数理学)。専攻は統計科学。
内容
変数選択問題は統計学における重要な問題の一つである。この問題に対して,近年,変数選択とモデルの推定を同時に行うスパース正則化を用いる方法が開発された。この方法によって,従来では扱うことが難しかった高次元データに対しても変数選択が実行可能となり,スパース正則化法は一気に注目されるようになった。さらに,変数選択だけでなく,データ発生の疎性構造を抽出するという,より一般的な観点からの研究が進むようになり,たとえば,グラフ構造における辺選択などにも拡張されている。これらの方法は総称してスパース推定と呼ばれ,統計学の基本ツールになりつつある。 本書は,スパース推定の入門的内容から発展的内容までを解説している。実用性を重視するため,スパース推定を用いた統計モデリングを中心にできるだけ数多く解説し,「スパース推定を用いると,こういう統計解析が可能になる」というような,統計解析におけるスパース推定の有用性を実感できるよう心掛けた。また,理解の助けとするために,紹介する手法の数値例をできる限り載せるようにし,数値例を実行するための具体的なRによる解析コードも載せている。学部3,4年生から大学院生,企業における実務者,技術者を対象としており,本書によってスパース推定による統計解析技術を習得することができる。