新しい小学校音楽科の授業をつくる
高見 仁志 著
内容
目次
まえがき 序 章 これからの音楽科教員に求められるもの「教科専門」と「教科の指導法」の融合 1 アカデミシャンズとエデュケーショニストの対立 2 PCKの発想 3 「教科及び教科の指導法に関する科目」への誤解 4 教員養成カリキュラム開発の潮流と本書の意義 第1章 これからの小学校音楽科が目指すもの新学習指導要領の目標と内容等をもとに 1 平成29年版学習指導要領の改訂 2 音楽科の目標 3 音楽科の内容 4 指導計画の作成と内容の取扱いにおいて配慮すべきこと 第2章 学校教育における歌唱指導 1 歌唱指導の歴史 2 声を出すということ 3 正しい音程とリズムで歌うこと 4 発声指導のあり方 5 音楽的な表現をつくる 6 よい歌唱とはなにか 第3章 器 楽 1 器楽とは器楽活動の意義 2 学習指導要領にみる器楽 3 小学校で演奏される楽器たち 4 器楽の教材 5 各楽器の指導に際して 6 器楽指導 第4章 音楽づくり 1 音楽づくりとは何か 2 音楽づくりの活動をつくる 3 〔共通事項〕との関連 4 音楽をつくりだす子ども 第5章 鑑 賞 1 音楽鑑賞の意義 2 鑑賞指導の課題 3 平成29年版学習指導要領の内容 4 鑑賞の指導方法 第6章 音楽科とICTの活用 1 メディアの進化と音楽科 2 平成29年版学習指導要領に示されたICTの活用に関わる内容 3 活用の対象となりえるメディア 4 活用の場面 5 活用の留意点 6 未来の可能性 第7章 異文化の音楽 1 異文化の音楽とは 2 異文化の音楽はどのように研究されてきたか 3 異文化の音楽を学ぶ意味 4 異文化の音楽の授業をつくる 第8章 日本の伝統音楽 1 日本の伝統音楽の特性 2 日本の伝統音楽の特性を捉えた授業 3 音楽の授業における日本の伝統音楽の実践案 第9章 音楽科におけるアクティブ・ラーニング 1 学力観の転換とアクティブ・ラーニング 2 音楽科のアクティブ・ラーニングとは 第10章 音楽科の学習指導案 1 教育実習の指導準備 2 学習指導案(略案) 第11章 音楽科の学習評価 1 目標に準拠した評価について 2 評価の観点について 3 評価に当っての留意点について 4 評価の方法について 5 平成29年版小学校学習指導要領における学習評価について 第12章 音楽科授業成立の鍵を握る学級経営授業を成功に導く大切な一瞬 1 観察者としての授業者 2 「学級集団づくりに関する教育的瞬間」を見逃してはいけない 3 教育的瞬間に教師が第一にしなければいけないこと 4 行為の前に状況の本質を捉える 5 教育的鑑識 6 教育的鑑識のセンスがない教師はどうなるか 7 状況把握や判断の他にも心がけたいこと 第13章 校内の全教師が音楽科を重要視する学校いかにして音楽文化を学校に根づかせるか 1 事例の概要 2 調査の手続き 3 学校音楽文化が定着するプロセス 4 なぜL小学校に音楽文化が根づいたのか 第14章 音楽科と保幼小連携 1 保幼小連携の背景 2 音楽科と保幼小連携をとりまく課題とそれを踏まえた工夫・配慮 3 音楽科に関する保幼小連携の事例 4 保幼小連携と教科の学習の両立 第15章 指揮法 1 指揮棒の持ち方 2 指揮の基本的テクニック 3 児童への指揮の指導 第16章 音楽理論 1 譜表と音名 2 音符と休符 3 音 階 4 移動ド唱法 5 音 程 6 三和音 7 コード記号 8 移 調 9 音楽用語 第17章 共通教材と伴奏譜 共通教材〔簡易伴奏〕 共通教材〔通常伴奏〕 資料 小学校学習指導要領 (平成29年3月)(抄) 人名索引/事項索引
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