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政治を科学することは可能か

河野 勝  著

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価格 \2,640(税込)         

発行年月 2018年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 7p,224p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/政治学一般
ISBN 9784120050695
商品コード 1027254292
NDC分類 310.4
基本件名 政治学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2018年05月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027254292

著者紹介

河野 勝(著者):1962年東京都生まれ。スタンフォード大学博士(政治学)。早稲田大学政治経済学術院教授。著書に「制度」など。

内容

安倍内閣の支持率は、2015年の安保法制論争、2017年の森友・加計問題で大きく落ち込んだが、その後回復していく。これは戦後の歴代内閣の、発足当初が最も高く、徐々に低迷していくというパターンからは大きくはずれる、異例の現象である。なぜ安倍内閣の支持率は回復するのか。支持率の下落は保守層・リベラル層のどちらの離反によるものなのか。 あるいは一般に自明の事柄として語られる「復興支援の正しさ」の根拠とは何だろうか。災害とはどこまでが「不運」によるもので、どこからが「不正義」によるものだろうか。 テレビなどでは印象論で語られることが多いこういった事象を、国際的に認められる水準の「科学としての政治学」で分析すると何が見えてくるか。これらのメカニズムの解明こそ、現代の日本政治を理解する上で、一つの重要な鍵を提供する、と著者は指摘する。 世論調査に実験的要素を加えた「サーベイ実験」という新しい手法による近年の成果を中心に、さまざまな問題から民主主義の根幹に迫る本書は、「読んで面白い」最新政治学の入門書でもあり、政治学的に言えば「規範理論」と「経験的研究」とを架橋する画期的な試みでもある。

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