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ポール・ド・マンの戦争(フィギュール彩 101)
土田 知則
著
発行年月 |
2018年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
224p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/文芸批評・理論 |
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ISBN |
9784779171031 |
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商品コード |
1027279975 |
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NDC分類 |
901.01 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2018年06月5週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027279975 |
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著者紹介
土田 知則(著者):1956年長野県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。千葉大学大学院人文科学研究院教授。専門はフランス文学・文学理論。著書に「現代思想のなかのプルースト」など。
内容
知の巨人ポール・ド・マンは何と戦っていたのか……。 親ナチ的だと批判された「ド・マン事件」に迫る! ド・マンの死から4年後の1987年8月、 欧米を中心とする世界の言論界・思想界に 一種狂乱的な騒動が持ち上がる。 若き日のド・マンがベルギーの大手日刊紙『ル・ソワール』に 寄せた文章「現代文学におけるユダヤ人」 (1941年3月4日掲載) が発見され、 その内容が親ナチ的として厳しく非難・糾弾されたのだ。 批判派と擁護派の大掛かりな論争を引き起こすが、 束の間の乱痴気騒ぎのようなこの出来事は何故生じたのか。 「ド・マン事件」とはいった何だったのか。 ベルギー時代のド・マンが執筆した フランス語の幾篇かの新聞記事を精査しながら、 この事件の根底に潜む問題を明らかにするとともに、 ジャーナリスト時代のド・マンとその後のド・マンの、 思想的・言語的な接続性および断続性について 思考・考察する! ドイツ占領下時代に書かれた ド・マン自身の新聞記事12篇を単行本、初収録!