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はじめての人文学~文化を学ぶ,世界と繫がる~
佐藤 貴史,
仲松 優子,
村中 亮夫,
田中 綾,
手塚 薫,
柴田 崇
著
発行年月 |
2018年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
8p,294p,2p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/総記/総記/知識・学問・学術 |
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ISBN |
9784862852694 |
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商品コード |
1027300653 |
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NDC分類 |
002 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2018年05月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027300653 |
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著者紹介
佐藤 貴史(著者):1976年生まれ。博士(学術)。北海学園大学人文学部准教授。
仲松 優子(著者):1974年生まれ。博士(文学)。北海学園大学人文学部准教授。
内容
多くの学生たちが歴史,文学や,思想,社会学などを学んでいるが,これら人文学を学ぶ意義とは何か?著者たちは講義の経験や現実問題を意識しながら,日本近現代文学,思想史,フランス近世・近代史,人類学,メディア論,地理学を通して,学生アルバイトとワークルール,アイヒマン裁判の意味,そしてフランス革命と主権,アイヌ社会と暴力,さらにAI社会の未来や,過去の津波被害と地名の関連など具体的な研究を紹介し,人文学の多彩な事例を踏まえて,文化を学び,世界と繋がる道を示す。グローバル化が進行する中で,私たちは変化し続ける文化と不確実な世界で,既存の形が崩れてゆく液状化した時代を生きている。自らのキャリアを主体的に形成し,現代社会が直面する課題に「文化」の視点から応え,他者と共に創造的な未来を切り拓くために,文化や世界をどのように語りうるのか? 今日,人文学への期待は高まっている。福島原発事故に象徴される,人間が生み出す技術や制度,価値を制御できない状況が広がっている。私たちが未来に向けてなすべきこと,今,それが問われている。