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動物の権利入門~わが子を救うか、犬を救うか~
ゲイリー・L.フランシオン
著
井上 太一
翻訳
発行年月 |
2018年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
348p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/生物学/動物学 |
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ISBN |
9784846118044 |
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商品コード |
1027320381 |
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NDC分類 |
480.9 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2018年05月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027320381 |
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著者紹介
ゲイリー・L.フランシオン(著者):ラトガース大学法学院の法学・哲学特別教授。アメリカの法学部で初めて動物の権利論を講義し、以来動物の権利論と法学の授業を行う。ラトガース大学・動物の権利法律相談所を設立・運営した。
内容
産業用の動物を閉じ込めるケージを大きくする、殺害方法を洗煉化して苦痛を少なくするなどの動物福祉改革は、動物を人間の手段、モノとされる境遇から解き放つことにはならない。動物福祉は人間による動物利用そのものは認めた上で、動物の味わう「不必要」な苦しみを緩和・削減する措置でしかない。どれほど「人道的」に扱われようとも動物たちが日々受ける仕打ちは拷問でしかない。必要なのは動物搾取の廃絶である。これまで動物福祉の理論は数多く示されてきたが、本質的な動物の権利を問う文献はなかった。本書は、米ラトガース大学法学院教授で動物の権利運動に決定的影響を与えてきた著者の代表作の邦訳である。