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思考法~教養講座「歴史とは何か」~(角川新書 K-208)

佐藤 優  著

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価格 \924(税込)         

発行年月 2018年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 285p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784040822099
商品コード 1027345714
NDC分類 204
基本件名 歴史
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2018年06月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027345714

著者紹介

佐藤 優(著者):作家・元外務省主任分析官。1960年東京都生まれ。85年同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在ロシア連邦日本国大使館勤務等を経て、本省国際情報局分析第一課主任分析官として、対露外交の最前線で活躍。2002年背任と偽計業務妨害罪容疑で東京地検特捜部に逮捕され、512日間勾留される。09年、最高裁で上告棄却、有罪が確定し外務省を失職。05年発表の『国家の罠』で第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞。翌06年には『自壊する帝国』で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。

内容

世界は、教養なくして語れない。
朽ちない教養をこの手に!!
「二時間でわかる哲学」などは、あり得ない。

現実は、思想が未だ動かしている。
いま世界で起きているのは、すでに克服され、古いものになったはずの民族問題であり、宗教問題の再発である。
歴史とは何か? ヒューマニズムとは何か? 近代<モダン>とは何か? 
冷戦後、終わったことにされた近代<モダン>こそが未だに世界では影響力を持っている。
古今の書物に脈々と流れる論理の構造を掴み、解き明かすことで、危機の時代を生き抜く思考法を身に付ける。

■陰謀論は間違えたかたちで危機を克服する方法
■陰謀史観に対抗できるのは、健全なユーモアと笑いだ
■前衛思想はビジネスに使われている
■天才に対抗する発想は、預言者
■類比とは、別のものの中で共通構造を見ていくこと
■ヘブライ的な発想とギリシャ的な発想
■力で物事を理解するのは、新自由主義の市場の発想だ
■行為とは、不可能の可能性に挑むこと
■宗教の力は、本質的に関係のないものを結びつける
■時間論なき経済論に意味はない
■我々はボランティアのことを翼賛と言っていた
■ヒューマニズムは個人主義でも合理主義でも生命至上主義でもない
■キリスト教はアンチヒューマニズム
■思想は基本的に解釈、あるいは再解釈である
■世界史は、物語をつくる暴力的な力を持つ人にしかつくれない
■日本が露骨な帝国主義国になっていく可能性は高い
etc.

「知性によって裏付けられたユーモア、ときにはアイロニー(皮肉)を用いることによって、我々一人ひとりが社会的にどのような位置にいるかを知る」

※本書は『危機を克服する教養』(角川書店、2015年)を新書版として改題し、加筆修正したものです。

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