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今川氏滅亡(角川選書 604)

大石 泰史  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2018年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 303p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/日本史
ISBN 9784047036338
商品コード 1027345810
NDC分類 288.3
基本件名 今川氏
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2018年06月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027345810

著者紹介

大石 泰史(著者):1965年、静岡県生まれ。歴史研究家。東洋大学大学院文学研究科日本史学専攻修士課程修了。千葉県文書館嘱託職員等を経て、大石プランニング主宰。2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の時代考証を担当。著書に『井伊氏サバイバル五〇〇年』(星海社新書)、編著に『戦国遺文 今川氏編』(東京堂出版)、『全国国衆ガイド』(星海社新書)、『今川氏研究の最前線』(歴史新書y)、『今川氏年表』(高志書院)などがある。

内容

足利氏一門の今川氏は、室町期には守護、戦国期に戦国大名と転化し、東海の大大名として君臨した。しかし永禄3年(1560)、海道一の弓取りと謳われた義元が、桶狭間で織田信長に急襲され横死。息子の氏真が跡を継ぐも、桶狭間後わずか八年余りで戦国大名としての地位を喪失する。
最盛期は駿河・遠江・三河にまで勢力を広げ、名実共に戦国の雄であったはずの今川氏が、なぜこれほどまで脆くも滅び去ったのか――。
三州錯乱をはじめとした国衆の離叛、その要因となった「家中」の強制的刷新による混乱と弱体化の動向等を丹念に検証。桶狭間敗北だけでは分からない「滅亡」の過程を明らかにするとともに、最新研究から、義元や氏真らの個人的要因に仮託されがちであった「亡国」のイメージを覆す。
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の時代考証者による、書き下ろし最新作。

第一章 戦国大名今川氏の登場
 第一節 氏親以前の今川氏
 第二節 「戦国大名」氏親の登場から死没
 第三節 氏親に関する考察
第二章 寿桂尼と氏親
 第一節 家督継承者と「家督代行者」
 第二節 寿桂尼の位置づけ
第三章 義元の時代
 第一節 義元の栄華
 第二節 領国西方の維持
第四章 氏真の生涯
 第一節 ”通説”今川氏真
 第二節 離叛する国衆たち
 第三節 離反する国衆と残る国衆――遠江西郷氏の検討
第五章 今川領国の崩壊
 第一節 氏真の実像を探る
 第二節 氏真の発給文書

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