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ユートピアの記憶と今~映画・都市・ポスト社会主義~
菅原 祥
著
発行年月 |
2018年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
6p,284p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/ドイツ・オーストリア・スイス史 |
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ISBN |
9784814001644 |
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商品コード |
1027349932 |
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NDC分類 |
234.9 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2018年06月5週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027349932 |
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著者紹介
菅原 祥(著者):1981年生まれ。ポーランド政府奨学金留学生としてヤギェウォ大学に留学。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。京都産業大学現代社会学部講師。博士(文学)。
内容
かつての「抑圧的」な社会主義体制に対する強烈な批判と同時に存在する、過去の時代への切実なノスタルジア――「社会主義の記憶」をめぐる現代ポーランドの錯綜した言説を、いかにときほぐすか? 社会主義時代の映画表現と、社会主義建設の象徴とされた製鉄都市ノヴァ・フータをめぐる人々の語りの中に、そのヒントを探る。「ユートピアの記憶」を鍵にポーランドの過去と現在に寄り添うことで、後期近代の矛盾に晒された人々の、失われたものへの追憶と未来への希望をめぐる心の奥底に迫る。