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中国、香港、台湾におけるリベラリズムの系譜
中村 元哉
著
発行年月 |
2018年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
10p,249p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/アジア・オセアニア史 |
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ISBN |
9784908672224 |
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商品コード |
1027378495 |
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NDC分類 |
222.07 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2018年06月5週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2018/06/09 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027378495 |
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著者紹介
中村 元哉(著者):1973年名古屋生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。津田塾大学学芸学部国際関係学科教授。著書に「戦後中国の憲政実施と言論の自由1945-49」など。
内容
現代中国を読み解く際、「民主か独裁か」という切り口のみで語られることが多い。しかし、実際の状況はもっと複雑であり、現代中国において「自由と権力」をめぐる議論は20世紀前半以来の長い歴史を持っていることを忘れてはならない。そして、何よりも中国・香港・台湾のトライアングル関係を無視しては、その思想状況を理解することは困難である。本書は、様々な現実の奥底に潜んでいる近現代中国の自由を求めるリベラリズム思想と運動の歴史を、多くの思想家とこれら地域のトライアングル関係の歴史を通して読み解き、中国への新しい見方を提示する。