情動学シリーズ<10> 情動と言語・芸術
内容
目次
1. 美的判断の脳神経科学的基盤 [石津智大] 1.1 はじめに:美の問いと美の脳科学 1.2 美しさの体験に関連する脳活動 1.3 操作脳科学 1.4 非具象的美と脳活動 1.5 まとめ:美の体験は何のために存在するか2. 芸術における色彩と脳の働き [池田尊司] 2.1 色が見えるとはどういうことか 2.2 減法混色と加法混色 2.3 補色と色相環 2.4 色の対比 2.5 カラーセンター(色覚中枢) 2.6 高次の色知覚 2.7 色と情動 2.8 色彩調和:神経美学へのアプローチ 2.9 色彩調和のfMRI実験 2.10 「調和」の再考3. 脳機能障害と芸術 [川畑秀明] 3.1 脳機能障害と感性の変化 3.2 脳機能障害と芸術表現 3.3 脳機能障害による創作動機の変化 3.4 緩徐進行性神経病変による芸術表現の変化 3.5 脳機能障害によって現れた芸術家の感覚障害4. 音楽を聴く脳・生み出す脳:症例から探る音楽の認知と鑑賞のメカニズム [佐藤正之] 4.1 失音楽症の定義と分類 4.2 純粋失音楽症 4.3 音楽能力に関連する症状を呈した症例 4.4 先天性失音楽とその問題点 4.5 鑑賞能力の選択的障害:視覚性情動低下症と音楽無感症5. アプ口ソディア(Aprosodia) [高倉祐樹・大槻美佳] 5.1 「プロソディ」とは何か 5.2 左半球損傷による「プロソディの障害」 5.3 右半球損傷による「プロソディの障害」:アプロソディアをめぐって 5.4 その他の「プロソディの障害」を生じる病態 5.5 「プロソディの障害」のコミュニケーションモデル上の位置づけ 5.6 プロソディ処理の脳内機構に関する最近の知見 5.7 「プロソディの障害」の本質とは何か
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