ホーム > 商品詳細

書評掲載
丸善のおすすめ度

底ぬけビンボー暮らし(講談社文芸文庫 まI3)

松下 竜一  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \1,870(税込)         

発行年月 2018年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 313p
大きさ 16cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784065129289
商品コード 1027982989
NDC分類 914.6
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2018年10月3週
書評掲載誌 読売新聞 2018/10/07、日本経済新聞 2018/10/27
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027982989

著者紹介

松下 竜一(著者):1937年2月15日~2004年6月17日。作家、市民運動家。大分県生まれ。母親の急死により父親を手伝うため、大学進学を諦め、家業の豆腐屋を継ぐ。20代半ばより作歌を始め朝日歌壇にしばしば入選。69年、『豆腐屋の四季』を公刊、TVドラマ化されベストセラーになる。70年、豆腐屋廃業。上野英信を知り記録文学に目を開かれる。72年から「環境権」を掲げ豊前火力発電所建設反対運動に取り組み、敗訴するも31年にわたりミニコミ誌「草の根通信」を発行(380号で終刊)、全国の市民運動家に交流の場所を提供する。ノンフィクション『砦に拠る』、『ルイズ 父に貰いし名は』(講談社ノンフィクション賞受賞)、『怒りていう、逃亡には非ず』、エッセイ『いのちき してます』、児童文学『どろんこサブウ 谷津干潟を守る戦い』等の作品は、『松下竜一 その仕事』(全30巻)に収められた。

内容

「売れないものかき」の松下センセは書くのも遅い。過去の著作はどんどん品切れ重版未定の絶版扱いになり、病を押して散発的な注文原稿をこなしても生活は綱渡りだ。そんな作家が一番大事にしているのは夕方の妻との散歩。身の回りの自然、季節の移ろいを全身で体感し、河口に集まるカモメたちに餌をやる日々。子供たちや仲の良い友人たちと時間も楽しみの一つ。安上がりだけど満ち足りた幸福がここにある。

目次

カート

カートに商品は入っていません。