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【MeL】アジア都市の成長戦略 ―「国の経済発展」の概念を変えるダイナミズム―

後藤 康浩  著

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価格 \8,470(税込)         

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発行年月 2018年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 電子
ページ数/巻数 12p,277p
ジャンル 和書
商品コード 1028063227
NDC分類 332.2
基本件名 アジア-経済
本の性格 学術書
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1028063227

内容

「都市」の競争が「国の発展」を牽引する いまや世界の大都市圏トップ10のうち8つまでをアジアの大都市が占めるようになった。本書は都市発展の基本である「農村から都市への人口流入」「段階的工業化」「経済特区(SEZ)効果」に加え、後発国の不利を逆に後発者利得に転化するフロッグリープ成長の現実や、ITスタートアップ企業がグローバル企業に飛躍する深圳の都市エコシステムなどを考察する。“都市地経学(ジオ・アーバノミクス)”の視点からアジアを捉え、アジアのこれからを読むユニークな都市経済論。  ・ 経済成長・発展は、これまで一国単位の成果として把握・認識されて    きたが、本書は発展のコア(中心)がもはや国ではなく都市レベルと    なってきているという事実を踏まえ、それを新しいメルクマール(指    標)として提示する、画期的な一冊。アジアをこの「都市」というア    ングルから捉え分析することで、アジア論に新しい一石を投じる。 ・ 今や世界の大都市圏のトップ10のうち8つまでをアジア地域が占めるよ   うになった。   21世紀は「アジアの世紀」といわれるが、アジアはどれほど強く成長し   ているのだろうか。   バーナンキ・ショックのあと、しばらく成長が足踏みしていたアジア地   域だが、昨今では成長環境が厳しくなっているヨーロッパ、南米、アフ   リカと比較して成長力が回復してきており、日本も再び対アジア・ビジ   ネスに乗り出そうと動き始めている。    いま、世界の中で最も前途が明るいのは、やはりアジアである。 ・ 本書はアジア各国の首都のみならず、主要都市が軒並み拡張を続け、   「国単位」のメルクマールに代わる「都市(地域)単位」の成長・発展   モデルがアジアで育成されたことを解説する興味深い一冊。   ・ 本書では、都市発展の基本パターンである   ◆農村から都市への人口流入、   ◆段階的工業化、   ◆郊外へのスプロール(地域拡張)化――などに加え、   ◆後発国だった不利から逆に「後発者利得」に便乗して発展段階をス    キップし、一気にステージを上げる“フロッグリープ(蛙跳び)”成長の    実現、   ◆先進国企業の対アジア投資が「世界の工場」化の促進のみならず     内需型工業とサービス産業の成長を促したメカニズム、   ◆デジタル時代の新しいビジネス拠点として、ITベンチャーが勃興    する「メガシティ型」経済発展モデルを提示する、など、   著者独自の視点をふんだんに踏まえる。 ・ 上記のような動きは各都市が類似した行動をと…

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