ホーム > 商品詳細

書評掲載
丸善のおすすめ度

ヒトラーとドラッグ~第三帝国における薬物依存~

ノーマン・オーラー  著

須藤 正美  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \4,180(税込)         

発行年月 2018年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 310p,66p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/ドイツ・オーストリア・スイス史
ISBN 9784560096512
商品コード 1028107130
NDC分類 234.074
基本件名 ナチス
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2018年11月1週
書評掲載誌 東京・中日新聞 2018/10/07、毎日新聞 2018/10/14、日本経済新聞 2018/10/20
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1028107130

著者紹介

ノーマン・オーラー(著者):1970年ツヴァイブリュッケン生まれ。作家・ジャーナリスト。記者、シナリオライターとしても活動。

内容

「錠剤の形をしたナチズム」の実態に迫る ヒトラーの主治医テオドール・モレルは、一本の注射で体調不良を解決する頼りがいのある医師だった。ヒトラーはホルモン剤、鎮痛剤、覚醒剤、そしてモレルへの依存を深め、不調のたびに投薬や注射を求めるようになった。第二次世界大戦が始まり、ヒトラーは誇大妄想にとりつかれ、現実遊離が目につくようになり、軍事作戦能力も徐々に失われていった。足を引きずり、腰も曲がって、くたびれた老人のように見えた。一方、前線兵士は薬物によって「猛獣と化す」ことが目標とされ、無謀な作戦に投入され、総統大本営も制御を失い、もはや究極の破滅に突き進むしかなかった……。ヒトラーとモレルの危険な関係は、大戦の命運を左右したのか? 本書は、ヒトラーと第三帝国が薬物に深く依存していたことを暴き、世界的ベストセラーとなった歴史ノンフィクションだ。歴史学者ハンス・モムゼンが本書の「あとがき」で、「これまでの全体像を変える本」と評したのをはじめ、イアン・カーショー、アントニー・ビーヴァーら専門家も賛辞を寄せている。著者は作家らしく、逸話を満載し、史料もきちんと渉猟し、早く続きを読みたくなるような、手に汗握る展開をみせる。

カート

カートに商品は入っていません。