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書評掲載

噴煙姉妹

名梁 和泉  著

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価格 \1,620(税込)         

発行年月 2018年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 281p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784041060612
商品コード 1028111629
NDC分類 913.6
書評掲載誌 朝日新聞 2018/12/29
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1028111629

内容

「莫迦げてるわ。わたしたちのせいで島が噴くなんて」火山島を望む温泉街・根倶(ねぐ)の老舗旅館に婿入りした鵜乃吉。妻の亜津子はつれないけれど超美人。番頭の召兵衛には馬鹿にされている雰囲気だが、気にしない。徴兵逃れのための婿入り? そんな声も気にしない。のべつ煙を噴き上げる本気本腰の活火山。二つの噴火口は「姉口」そして「妹口」。この地で小噴火は日常だけど、今日のはちょいと様子が違った。旅館組合連中がひそひそするのは「真耶子さんが戻ってくるから」。なんで義妹が戻ってくるのが噴火に関係あるんだい? 皆が信じている噂を知らぬは鵜乃吉ばかり。この島の噴火は、美しき姉妹の所為。彼女たちの心が揺れると噴火が起きる。だから、彼女たちは誰のことも愛してはいけない。え、心が揺れると火山が噴火してしまう特異体質? そんな馬鹿な! さらに旅館に、密偵やら逃亡中のテロリストやらが潜んでいるという疑いも湧き出てきた。揺らぐ大地、跳梁する怪しき影、迫り来る綿羊の大群。黄泉の扉が開き、根倶の町に破滅の予兆があらわれる!?過去が折りたたまれた不思議な温泉旅館で、徐々に明らかになる歴史と真実とは……。姉妹愛と夫婦愛のスラップスティック・温泉地奇譚。

著者紹介

名梁 和泉(著者):1970年東京都生まれ。明治大学卒業。会社員。「二階の王」で第22回日本ホラー小説大賞<優秀賞>を受賞し、デビュー。ほかの著書に「マガイの子」がある。

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