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ブルジョワ~歴史と文学のあいだ~
フランコ・モレッティ
著
田中 裕介
翻訳
発行年月 |
2018年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
260p,28p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/文学史 |
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ISBN |
9784622087236 |
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商品コード |
1028198394 |
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NDC分類 |
902.05 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2018年10月4週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2018/11/17、朝日新聞 2018/11/24 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1028198394 |
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著者紹介
フランコ・モレッティ(著者):1950年イタリア生まれ。米国スタンフォード大学名誉教授。スイス連邦工科大学ローザンヌ校顧問。著書に「ドラキュラ・ホームズ・ジョイス」「遠読」など。
内容
「世界文学」の旗手として、またデジタル・ヒューマニティーズの創案者として名を馳せた著者が、〈歴史〉に挑戦する。選んだ主題は、「ブルジョワ」。かつてはマルクス主義批評だけでなく広く社会分析において不可欠であった、この死滅していた概念を、著者は見事に甦らせる。ロビンソン・クルーソーの孤島での労働、フェルメール絵画の時空間、ゲーテにおける複式簿記、オースティンの自由間接話法、ヴィクトリア時代の形容詞の用法、ドストエフスキー『罪と罰』における金銭――イギリス、フランス、ドイツから、スペイン、シチリア、ポーランド、ロシアまで、18世紀と19世紀の多種多様な小説、詩、絵画から引き出した主題を、モレッティは、大胆に、かつ精密に分析する。また、アウエルバッハ、ウェーバー、ルカーチなどの文学批評や社会思想のテクストも縦横無尽に引用する。そしてその華麗な博覧強記のページを横切るブルジョワという亡霊は、色彩ゆたかな生気を放つようになる。しかし、その行方は?誰もが知っている文学作品を素材として、独自の歴史記述を編み出す著者は、人文学の危機の時代にあって、新たな人文学のかたちを提示する。「文学批評の偶像破壊者」(ジョン・サザーランド)と称されたモレッティが、社会科学の方法論との融合を目指して打ち立てた、新時代の文学研究と歴史研究の理想型。