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中央銀行~セントラルバンカーの経験した39年~

白川 方明  著

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価格 \4,950(税込)         

発行年月 2018年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 784p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/経済学/金融
ISBN 9784492654859
商品コード 1028237571
NDC分類 338.41
基本件名 日本銀行
個人件名 白川/方明
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2018年11月3週
書評掲載誌 朝日新聞 2018/11/17、日本経済新聞 2018/11/24、日本経済新聞 2024/02/03
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1028237571

著者紹介

白川 方明(著者):1949年生まれ。東京大学経済学部卒業。日本銀行理事等を経て、青山学院大学国際政治経済学部特別招聘教授。著書に「現代の金融政策」など。

内容

1972年に日本銀行入行後、セントラルバンカーとして過ごした39年を振り返りつつ、日本銀行のみならず中央銀行という存在自体の意義や役割を論じる書。著者が総裁の任にあった5年間(2008-2013年)は内外で大きな出来事が頻発した時期だった。世界的には、就任直後に発生したリーマンショックに端を発したグローバル金融危機、その後の欧州債務危機があり、国内では、長期にわたって与党の座にあった自民党から民主党への政権交代、短期間での自民党の与党復帰、その間発生した東日本大震災、消費税率の引き上げ論議など、まさに「激動の5年間」と言えるだろう。それらの局面で著者がどのように考え、何を重視してきたか、判断の根拠となった事柄が理論的な分析とともに語られる。本書は3部構成となっており、第1部は日本銀行入行後から総裁就任前まで、著者のセントラルバンカーとしてのバックボーンを形成した時期を扱う。バブル経済とその崩壊、日本銀行法の改正など、政策決定の中核とは距離のある立場で当時どのように感じていたか、そして現在はどう分析するかを述べる。第2部は総裁時代を扱う。経済・金融面で発生したことを各章に分けて、行った決定とその背後にあった判断を振り返り、何が真の論点であったか、著者自身の思いはどのようなものだったかを論じる。第3部は、第2部までの分析を踏まえて、中央銀行のあり方を中心に望ましい通貨管理制度をいくつかの側面から考察する。第2部までが著者の日本銀行での39年を追う形で進行してきたのに対して、3部はよりグローバルな視点で中央銀行の使命を論じる。

目次

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