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姫君たちの明治維新(文春新書 1184)

岩尾 光代  著

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価格 \1,078(税込)         

発行年月 2018年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 261p,3p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/日本史
ISBN 9784166611843
商品コード 1028272370
NDC分類 210.61
基本件名 明治維新
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2018年10月4週
書評掲載誌 毎日新聞 2018/11/11、毎日新聞 2018/12/09
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1028272370

内容

明治150年に贈る、幕末維新をきっかけに思いしなかった苦労に見舞われた大名・華族の姫君たちの物語。

深窓の令嬢どころか、堅固なお城の大奥で育った、正真正銘のお姫様たちも、維新の大波には翻弄されます。しかし、決してそれにめげることなく、それぞれの運命を逞しく生き抜いてもいきました。
徳川家では、最後の将軍、慶喜の義理の祖母でありながら、淡い恋心を交わした一橋直子、また、そのとばっちりを受けた形の、正妻の徳川美賀。
加賀百万石の前田家では、東大の赤門を作るきっかけとなった、将軍家から嫁入りした溶姫のさみしい晩年。
九州の大藩、鍋島家では、新政府の外交官になった夫とともに、ヨーロッパに赴き、社交界の華とうたわれた鍋島胤子。
篤姫や和宮など、メジャーどころはもちろん、歴史教科書には出てこない、お姫様たちの生涯は興味津々。
とくに落城の憂き目にあった姫君たちの運命には、思わず涙します。
なかでも、もっとも数奇な運命をたどったのが、四賢侯の一人、松平春嶽の側室の子である池田絲。維新後の混乱で彼女は松平家の庇護を受けられず、なんと芸者に。そこで、お雇い外国人であったフランス人の軍人と知り合い結婚。二人の間に出来た子が、明治の歌舞伎界の大スターである十五世市村羽左衛門! まるで小説のような物語がそこにあります。
20人を超える姫君たちの物語にご期待ください。

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