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オキシトシンがつくる絆社会~安らぎと結びつきのホルモン~

シャスティン・ウヴネース・モベリ  著

大田康江  翻訳
井上裕美  監修
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \2,200(税込)         

発行年月 2018年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 291p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/生物学/生化学
ISBN 9784794970565
商品コード 1028350169
NDC分類 491.457
基本件名 ホルモン
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2018年11月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1028350169

著者紹介

シャスティン・ウヴネース・モベリ(著者):シャスティン・ウヴネース・モベリ(Kerstin Uvnäs Moberg)
1944年生まれ、スウェーデンの生理学者。オキシトシンについての世界的権威のひとりで、ストックホルムのカロリンスカ研究所とウプサラのスウェーデン農科大学で研究を行っている。現在、更年期症状治療のための医薬品開発におけるオキシトシン活用に加え、女性の生理学と健康、例えば、妊娠中、出産、母乳育児と更年期におけるオキシトシンの役割についての知見を高めるために、多くの国際的なネットワークを持ち活躍中。400以上の研究論文があり、その業績は産科学、心理学、畜産学、理学療法、小児科学、小児発達学など幅広い分野に影響を与えている。邦訳に『オキシトシン――私たちのからだがつくる安らぎの物質』(晶文社)がある。
大田康江(翻訳):大田康江(おおた・やすえ)
順天堂大学大学院医療看護学研究科准教授。専門は母性看護学・助産学。神戸大学医学部保健学科卒業後、主体的お産をモットーとする湘南鎌倉総合病院お産センターで助産師として11年間勤務。在職中に、よりよい出産体験へのケアを探求すべく、北里大学大学院修士課程家族看護学へ進学。修了後に順天堂大学医療看護学部にて助教の任に就きつつ同大学大学院医療看護学研究科博士課程修了、現職に至る。翻訳書にミシェル・オダン『お産でいちばん大切なこととは何か――プラスチック時代の出産と愛情ホルモンの未来』(メディカ出版)、エレン・F・オルシャンスキー『ウィメンズヘルスとウエルネス――ライフスパンの視点からのアプローチ』(分担翻訳、ゆう書房)がある。
井上裕美(監修):井上裕美(いのうえ・ひろみ)
湘南鎌倉総合病院副院長、産婦人科部長。千葉大学医学部卒業後、茅ヶ崎徳洲会総合病院での研修を経て、1989年より湘南鎌倉総合病院勤務。同院でお産の改革を始める一方、フランスの外科医ミシェル・オダン氏や本書著者であるモベリ氏を鎌倉に招いて講演会を開くなど親交を深め、さまざまな視点から真のお産を追い求めている。共著に『「なっとく出産」応援事典』(春秋社)、監訳書にミシェル・オダン『お産でいちばん大切なこととは何か』(メディカ出版)、共訳書にピーター・パパ・ペテロス『インテグラル理論から考える女性の骨盤底疾患』(丸善出版)がある。

内容

「愛情ホルモン」がもたらす安らぎと治癒力、そして良好な人間関係――
その生理学的根拠を示す、オキシトシン研究の決定版!

オキシトシンは単なる母性ホルモンではなく、女性にだけ分泌されるホルモンでもない。それは人と人との寄り添い、肌と肌との触れ合いによって脳内で産生され、身体の隅々に届けられ、落ち着きや不安の軽減、治癒力の促進といった好ましい心身効果を生み出す。そして、人と人との絆の形成に大きな役割を果たしている。
オキシトシン研究の第一人者であるスウェーデンの生理学者が、前著『オキシトシン――私たちのからだがつくる安らぎの物質』から、さらに9年の研究成果をまとめた決定版。出産や医療、ケアの現場に携わるすべての人たちの基本テキスト。

◎出産直後の触れ合いが子の人生に影響する
◎寄り添いが足りないと不安になる
◎ペットがいると集中力が高まる
◎医療・ケアの現場でタッチが大事なわけ
◎薬としての可能性と危険性

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