【MeL】江戸・東京語の否定表現構造の研究
許 哲 著
※表示価格は「学術機関向け・同時1アクセス」の価格となります。ご注文を承った際には、実際のご契約内容により算出した価格でご請求いたします。
内容
目次
まえがき序章 1 研究目的 2 分析対象 3 調査資料 4 本書の構成第1部 近世後期から明治期にかけての否定表現の系譜第1章 近世後期江戸語における否定表現 1 近世と江戸語 2 近世後期江戸語における否定表現についての先行研究 3 近世後期江戸語における否定表現の研究―『仮名文章娘節用』第2章 明治期東京語における否定表現 1 明治期東京語の概観 2 明治期における否定表現に関する先行研究 3 明治期における否定表現の認識―アストン(1888)『日本口語文典』第四版 ○資料 アストン『日本口語文典』第四版(1888)の翻訳(「否定」に関する部分)第3章 第一部のまとめ第二部 否定表現構造における否定要素と文法カテゴリ第4章 丁寧体否定形マセヌからマセンへの交替 1 はじめに 2 丁寧体否定形のマセヌとマセン 3 文末での丁寧体否定表現 4 まとめ第5章 丁寧体否定形マセンとナイデスの併存 1 現代語のマセンとナイデス 2 テーマ設定の理由 3 ナイデスについての先行研究 4 調査対象 5 調査結果と分析 6 まとめ第6章 複数の否定要素を含む述語部の構造 1 複数の否定要素からなる述語部構造の特質―二葉亭四迷『浮雲』 2 述語部否定構造の文法化―尾崎紅葉『金色夜叉』第7章 否定表現構造と文法カテゴリー 1 述語部否定構造における文法カテゴリーの結合―若松賤子訳『小公子』2 若松賤子の翻訳における「丁寧・否定・過去」からなる述語部の構造第8章 第二部のまとめ終章 1 結論 2 今後の課題参考文献あとがき索引
カート
カートに商品は入っていません。