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日本野球をつくった男-石本秀一伝

西本 恵  著

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価格 \2,530(税込)         

発行年月 2018年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 578p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/スポーツ・健康科学/スポーツ・健康科学
ISBN 9784065138991
商品コード 1028642978
NDC分類 783.7
個人件名 石本/秀一
書評掲載誌 読売新聞 2019/02/10
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1028642978

著者紹介

西本 恵(著者):
1968年、山口県玖珂郡周東町(現・岩国市)生まれ。小5で「江夏の21球」に魅せられ、野球に興味を抱く。広島修道大学卒業後、大手食品メーカーや大手住宅メーカー勤務。脱サラ後、地域コミュニティー誌編集に携わり、地元経済誌編集社で編集デスクを経験。35歳で独立。雑誌、書籍などでカープ関連の記事を執筆。著書『広島カープ昔話・裏話』(2008年・トーク出版刊)は『広島カープ物語』(トーク出版刊)として漫画化される。二宮清純氏HPの「カープ・アイ」にレギュラー執筆。NHKシリーズ被爆70年ドラマ「鯉昇れ、焦土の空へ」(2014)取材協力、資料提供。RCC中国放送開局65周年記念ラジオ番組「カープ伝説」(2017)ではナレーション原稿担当。劇場版「鯉のはなシアター」(2018)の脚本アドバイスを行うなどカープ史企画が多数。

内容

石本秀一(1897-1982)は、広島カープの初代監督。カープ草創期は、資金難で球団解散の危機に瀕したが、独特の後援会組織の結成など、資金集めに奔走して球団存続に尽力した。その知恵と行動力で有名だが、それだけではない。大正から昭和初期には、高校野球の監督として、広島商業を四度、全国制覇に導き、またプロ野球に転じては、大阪タイガース監督に就任して、二期連続優勝を果たして、タイガース黄金時代を築いた。


石本秀一(1897-1982)は、広島カープの初代監督として知られる。カープ草創期は、資金難で球団解散の危機に瀕したが、独特の後援会組織の結成など、資金集めに奔走して球団存続に尽力した。その知恵と行動力で有名だが、それだけではない。
大正から昭和初期には、高校野球の監督として、広島商業を四度、全国制覇に導き、またプロ野球に転じては、大阪タイガース監督に就任して、二期連続優勝を果たしタイガース黄金時代を築いた。また、広島カープ監督退任後も、西鉄ライオンズのピッチングコーチに就任して後の大エース・稲尾和久を発掘するなど手腕を発揮。また中日ではヘッドコーチとして、20勝投手を育成するなど、選手を育て続けた。
大正4年に第一回全国中等学校優勝野球大会(今の甲子園)が始まったとき、石本は広島商業のエースとして参加している。以来、昭和41年にカープにヘッドコーチとして復帰するまで、その生涯は、広島カープの礎を築いただけではなく、まさに、日本野球の礎を築き、その歴史を生き抜いた人生だったと言えよう。
広島初代監督時代の、球団存続に奔走する姿ばかりがクローズアップされるが、独自の投球理論、打撃理論で、日本野球に果たした貢献度は非常に大きいものがある。本書は、関係者に綿密な取材をくりかえし、「野球の鬼」ともいわれた石本の人生と、日本野球の歴史を浮き彫りにする力作ノンフィクションである。





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