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オカルティズム~非理性のヨーロッパ~(講談社選書メチエ 690)

大野 英士  著

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価格 \2,090(税込)         

発行年月 2018年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 317p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/心理学/心理学史・心理学理論
ISBN 9784065142608
商品コード 1028797915
NDC分類 147.02
基本件名 心霊研究-歴史
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2019年01月3週
書評掲載誌 朝日新聞 2019/03/02、毎日新聞 2019/04/21、朝日新聞 2019/12/28
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1028797915

著者紹介

大野 英士(著者):1956年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒。早稲田大学大学院文学研究科仏文学専攻博士課程満期退学。パリ第七大学大学院でジュリア・クリステヴァに師事。2000年、文学博士号(ドクトル・エス・レットル)取得。専門はフランス文学。現在、早稲田大学ほか非常勤講師。著書に『ネオリベ現代生活批判序説』(新評論、白石嘉治ほかと共編著)、『ユイスマンスとオカルティズム』(新評論)など。訳書に『フランサフリック』(緑風出版、高橋武智との共訳)、『ピアニストのノート』(講談社選書メチエ)などがある。

内容

2019年3月1日「週刊読書人」書評 蔵持不三也さん〈書かれるべきテーマを書くべき研究者が書く〉
2019年3月2日「朝日新聞」書評 柄谷行人さん〈神なき時代をも貫く歴史的考察〉
2019年4月21日「毎日新聞」書評 鹿島茂さん〈理性と非理性を同じ「枠組み」で理解〉
2019年4月10日「読売新聞」著者インタビュー
『週刊金曜日』(2019年1月25日号)書評 永田希さん〈豊穣で危険な陰の思想史〉

ヘルメス文書、グノーシス、カバラー、タロット、黒ミサ、フリーメーソンやイリュミナティなどの秘密結社、そしてナチ・オカルティズムとユダヤ陰謀論……古代から現代まで、オカルトは人間の歴史と共にある。一方、「魔女狩り」の終焉とともに近代が始まり、その意味合いは大きく変貌する――。理性の時代を貫く非理性の系譜とは何か。世界観の変遷を闇の側からたどる、濃密なオカルティズム思想史!

【目次】
序章 毒薬事件――悪魔の時代の終焉と近代のパラドクス
第一章 オカルティズムとは何か
第二章 オカルティズム・エゾテリスムの伝統
第三章 イリュミニズムとルソー――近代オカルティズム前史
第四章 ユートピア思想と左派オカルティズム
第五章 エリファス・レヴィ――近代オカルティズムの祖
第六章 聖母マリア出現と右派オカルティズム
第七章 メスマーの「動物磁気」とその影響
第八章 心霊術の時代 
第九章 科学の時代のオカルティズム――心霊術と心霊科学 
第十章 禍々しくも妖しく――陰謀論を超えて
終章 神なき時代のオカルティズム 

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