丸善のおすすめ度
脳出血と高次脳機能障害
田川 皓一
著
発行年月 |
2018年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
143p |
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大きさ |
26cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/神経・精神科学/神経・精神疾患 |
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ISBN |
9784880027807 |
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商品コード |
1029039500 |
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NDC分類 |
493.73 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2019年02月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029039500 |
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著者紹介
田川 皓一(著者):長尾病院高次脳機能障害センター
内容
脳出血における高次脳機能障害の発現機序、臨床で見逃すことのできない症候を、症例の脳画像を多数呈示しながら丁寧に解説。長年脳血管障害患者の診断・治療に携わってきた著者が豊富な臨床経験から脳出血の病態生理をひもときます。
類書なし! 症例から学ぶ脳出血の高次脳機能障害学
【「はじめに」「おわりに」より(一部抜粋)】
脳梗塞の場合は閉塞血管症候群として,動脈ごとに症候を考えていくという方法をとることができます.しかし,脳出血の病巣部位は,出血源となった動脈を中心に存在するとはいえ,血腫の大きさはまちまちですし,出血の進展方向も同じとは限りません.なにも血管支配にしたがった分布をとるわけではありません.「脳出血と高次脳機能障害」を論じるのには,症例を呈示しながら,臨床の場で考えたことを展開していったほうがよいのではないかと考えました.いわば症例から学ぶ脳出血の高次脳機能障害学と位置づけております.
脳出血における高次脳機能障害の発現機序を論じた本書が,日常臨床の場で少しでもお役に立てることができれば幸いです.