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全共闘以後 改訂版

外山恒一  著

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価格 \2,860(税込)         

発行年月 2018年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 621p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典
ISBN 9784781617466
商品コード 1029159196
NDC分類 309.021
基本件名 社会運動-日本
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2019年01月3週
書評掲載誌 東京・中日新聞 2019/01/20、毎日新聞 2019/02/03
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029159196

著者紹介

外山恒一(著者):1970年生まれ。革命家。「九州ファシスト党・我々団」総統。80年代後半、福岡・鹿児島の高校で学校当局との衝突を繰り返し、各地の“戦う中高生"を組織した「全国高校生会議」の主要活動家の1人となる。89年、『ぼくの高校退学宣言』で単行本デビュー。文筆活動と、“異端的極左活動家"として90年代を過ごした末、02年に逮捕され、獄中でファシズム転向。07年に都知事選に出馬、「政府転覆」を呼びかける過激な政見放送がネット上で大ブームを巻き起こした。著書に『青いムーブメント』、『良いテロリストのための教科書』など。

内容

1968年の全共闘から50年。1972年の連合赤軍事件を境に学生運動は急速に退潮し、その後は「シラケでバブルでオタクでサブカル」の時代――。そんな歴史認識は間違っている! 70年代以降も若者たちの社会運動・学生運動は、ほぼ10年おきに高揚していた。ただ、それらを一貫した視点で記述した「通史」が存在せず、これまで不可視になっていたのである。全共闘以後50年の歴史を新しく塗りかえる著者渾身の原稿用紙1000枚超の大冊! 絓秀実氏、推薦。菅野完氏、解説。



序章 “68年”という前史

第1章 “80年安保”とその裏面

第2章 85年の断絶

第3章 ドブネズミたちの反乱

第4章 まったく新しい戦争

第5章 熱く交流レボリューション

第6章 ロスジェネ論壇とその周辺

終章 3・11以後のドブネズミたち

解説 菅野 完



「外山恒一は、全共闘以後の時代が持ちえた抜群の活動家である。外山は左翼にありがちな挫折を知らない。困難に直面しても、その聡明さとユーモアと決断で、いとも簡単にのりこえていく。外山は、孤立を求めて連帯を恐れない。外山はきわめて優秀な歴史家でもある。その抜群のフットワークと公正な観察力を武器に、誰も知らない現代史の現場に行き、謙虚に聞き、記述しつづけるのだ。それは、アカデミズムの研究者など及びもつかぬアクチュアリティーを持っている。しかも、きわめて分かりやすく、面白い。以上のことは、外山の「ファシズム」思想に違和感を抱いている者も認めるほかはない、厳然たる事実である。外山恒一の思想と行動の集大成とも言える本書は、3・11を経て、ヘイトとポリコレで奇妙な行き詰まりの様相を呈している今日の運動状況において、〈人民の敵〉による、人民のための、革命の書である」――絓 秀実(文芸批評家)

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