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自殺会議
末井 昭
著
発行年月 |
2018年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
366p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/社会問題・社会運動 |
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ISBN |
9784255010939 |
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商品コード |
1029164540 |
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NDC分類 |
368.3 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2019年01月3週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2019/02/10 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029164540 |
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著者紹介
末井 昭(著者):1948年岡山県生まれ。工員、イラストレーターなどを経て、セルフ出版(現・白夜書房)の設立に参加。白夜書房を退社後、フリーで編集、執筆活動を行う。「自殺」で講談社エッセイ賞を受賞。
内容
生きてることに意味はないかもしれないけど、あなたが生きているだけで意味が生まれるのです。ろくでもない世間に目を向けるより、この本に目を向けて、バカなことを言ってると笑ってください。* そんなに頑張らなくても、ぼちぼち生きていても、生きていて良かったと思うことがたくさんあります。せっかくこの世に生まれ入ったのに、「いのちは歓びそのもの」だという人もいるのに、それを経験しないで死んでいくのは、悔しいというか、悲しいというか、可哀想というか……だから、生きづらさを感じている人や、自殺するかもしれないと思っている人に、この本を読んでもらいたいのです。この本は十一章に分かれていて、それぞれ自殺に縁のある方々に話を聞いています。どんな方々かというと、自殺未遂した人、自殺しようとしている人を救っている人、自殺が少ない町を研究している人、親が自殺した人、子供が自殺した人、死にたい人からの電話をすべて受けている人、自殺をテーマに絵を描いている人、などなど、みなさんツワモノばかりです。こんなにたくさんの人と自殺の話をしたのに、誰一人として深刻な雰囲気にはなりませんでした。共通しているのは、どの人も大変な状況を乗り越えてきていることです。だからこそ、笑って話せるのではないかと思います。(まえがきより)