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わたしもじだいのいちぶです~川崎桜本・ハルモニたちがつづった生活史~

康 潤伊, 鈴木 宏子, 丹野 清人  著

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価格 \2,200(税込)         

発行年月 2019年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 207p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/国際関係論
ISBN 9784535587281
商品コード 1029219683
NDC分類 316.81
基本件名 朝鮮人(日本在留)
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2019年02月4週
書評掲載誌 読売新聞 2019/04/28
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029219683

著者紹介

康 潤伊(著者):早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程。同大学教育学部国語国文学科助手。専門は在日朝鮮人文学、日本近現代文学。
鈴木 宏子(著者):ふれあい館高齢者識字学級の共同学習者。

内容

磯部涼氏(ライター/『ルポ 川崎』著者)、温又柔氏(小説家)推薦!

ふるえる手でつづった一字一字が、過去・現在・未来を語り出す――
学ぶことをあきらめなかったハルモニ(おばあさん)たちの、鮮やかな生の記録。

川崎臨海部の工業地帯に位置する小さな町・桜本。
戦前から今に至るまで、様々なルーツを持つ人々を受け入れてきたこの町に、字の読み書きが困難な在日コリアンや日系移民の女性たちの集う識字学級がある。
差別や戦争が原因で、高齢になるまで学習の機会を奪われてきた彼女たちは、この教室で文字を手にし、自らの人生について書きつづるなかで、心の奥にしまわれていた記憶や思いをひとつひとつ言葉にしてきた。
本書に収められた作文は、故郷を離れてたどりついた町の片隅で、汗を流して働き、家族を支えながら生きてきた女性たちの確かな経験を伝えてくれる。
それらは同時に、この社会の現在と未来をも照らし出す。
いま聞き届けるべき声がここにある。

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