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精日~加速度的に日本化する中国人の群像~(講談社+α新書 806-1C)
古畑 康雄
著
発行年月 |
2019年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
237p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/国際関係論 |
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ISBN |
9784065128268 |
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商品コード |
1029285450 |
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NDC分類 |
319.2201 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2019年02月5週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2019/03/10 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029285450 |
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著者紹介
古畑 康雄(著者):古畑康雄(ふるはた・やすお)
1966年、東京都に生まれる。共同通信社編集局国際情報室次長。1989年、東京大学文学部(中国語中学文学)卒業、共同通信社に入社。地方支社局を経て、1997年から北京の対外経済貿易大学に語学研修留学。2001年から16年まで、同社の中国語ニュースサイト「共同網」を企画、運営する。
著書には、『習近平時代のネット社会 「壁」と「微」の中国』『「網民」の反乱 ネットは中国を変えるか?』(以上、勉誠出版)などがある。
内容
サッカー日本代表の応援旗を作りスタジアムで応援する上海の若者たち、旧日本軍の軍服を着てコスプレを楽しむ北京の青年、日本映画を研究する共産党員……特権階級の人たちの中国を「あなたの国」と呼ぶ中国人はアイデンティティを失い、いま日本の磁力に引かれている。そうした中国人たちの生の声を、北京、上海、そして日本で取材し、決して画一的ではない中国人の日本観を示す企画。「精日」を通じて現代中国の全てが分かる!
権力固めに目途がついた習近平は、満を持して日中友好に路線を変更した。しかしそれ以前の中国には、既に「精神的日本人=精日」と呼ばれる人たちが大量に発生していた。そんな時代的な背景も作用していたのだ。
サッカー日本代表の応援旗を作りスタジアムで応援する上海の若者たち、旧日本軍の軍服を着てコスプレを楽しむ北京の青年、日本映画を研究する共産党員……特権階級の人たちの中国を「あなたの国」と呼ぶ中国人はアイデンティティを失い、いま日本の磁力に引かれているのだ。
――そうした中国人たちの生の声を、北京、上海、そして日本で取材し、決して画一的ではない中国人の日本観を示す企画。「精日」を通じて現代中国の全てが分かる!