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鷹見泉石~開国を見通した蘭学家老~(中公叢書)

片桐 一男  著

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価格 \2,200(税込)         

発行年月 2019年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 219p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784120051623
商品コード 1029418739
NDC分類 289.1
個人件名 鷹見/泉石
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2019年03月2週
書評掲載誌 東京・中日新聞 2019/03/10
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029418739

著者紹介

片桐 一男(著者):1934年生まれ。青山学院大学名誉教授。専門は蘭学史・洋学史・日蘭文化交渉史。「阿蘭陀通詞の研究」で角川源義賞受賞。

内容

鷹見泉石は1785年生まれ(1858年没)、古河藩主土井利厚、利位の二代に仕えて名家老として知られる一方、いち早く危機意識を持って海外情報の収集に努め、その知見は学者や幕府要人などに広く影響を与えた。
 1804年のロシア使節レザノフ来航時、利厚が幕府の対ロシア問題の担当となったため、泉石も対外交渉のための調査に従事、これをきっかけに蘭学の学習と海外情報の収集を行うようになる。その後、泉石の収集した情報と知見は幕政にも生かされ、利位が主席老中に就任した頃には「土井の鷹見か、鷹見の土井か」とうたわれた。1853年、ペリー来航を受けての提言書「愚意摘要」は、退隠後の古河で書かれたものだが、開国と和親通商を主張するもので、彼の先見性を物語る。
「鷹見泉石日記」および関係書翰など、豊富な一次史料をもとにした初の評伝。

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