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敗北者たち~第一次世界大戦はなぜ終わり損ねたのか1917-1923~
ローベルト・ゲルヴァルト
著
小原 淳
翻訳
発行年月 |
2019年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
397p,149p 図版16p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/考古学・古代史 |
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ISBN |
9784622087618 |
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商品コード |
1029419506 |
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NDC分類 |
209.71 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2019年03月4週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2019/05/05、毎日新聞 2019/05/26 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029419506 |
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著者紹介
ローベルト・ゲルヴァルト(著者):1976年ベルリン生まれ。ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン現代史教授および同大学戦争研究センター所長。専攻は近現代ヨーロッパ史。著書に「ヒトラーの絞首人ハイドリヒ」など。
内容
第一次世界大戦はいつ終わったのか? 1918年11月だ。だが、戦争の敗者にとって、それはまさに暴力の始まりだった。
ハプスブルク帝国、オスマン帝国、ドイツ帝国、ロシア帝国の崩壊、革命と反革命、再編された国家間の紛争、それに重なる内戦。400万を超える人々が武力紛争で死亡し、中欧・東欧・南欧の難民が荒野をさまよい歩いた。「戦後」ヨーロッパは、地球上で最も暴力的な場所になった。
第一次世界大戦とは専制主義に対する民主主義の勝利であり、崩壊した帝国は時代錯誤な「民族の牢獄」であったという従来の見方は、この事態を見過ごしてきた。だが、1917年から1923年のヨーロッパは、第二次世界大戦、そして20世紀を席捲した暴力を理解する上で決定的な意味を持つ。
確かな実証性と明快な論理で無数の紛争を一冊に纏め上げ、新たな歴史像を見せてくれる本書は、第二次世界大戦におけるナショナリストとファシストの台頭を解き明かし、第一次世界大戦の本当の意味を問い直すものとして、世界的評価を得た。