著者紹介
フロランス・デュカトー(著者):文■フロランス・デュカトー(Florence Ducatteau)
フランス国籍をもち、ベルギーのブリュッセルに住む。演劇と心理学を学び、ふたつの劇団に所属するかたわら、心理学者として働く。2002年より、子どもの本を書きはじめる。本書の挿絵画家ペタンとの共作に『美術館ってどんなところ?』『劇場ってどんなところ?』(西村書店)などがある。
野坂悦子(翻訳):訳■野坂悦子(のざか・えつこ)
5年間、ヨーロッパに住んだ経験を生かして、オランダやベルギーの優れた絵本や物語を紹介している。訳書にラメルティンク『すききらい、とんでゆけ! もぐもぐマシーン』(西村書店)、テレヘン『リスのたんじょうび』(偕成社)ほか多数。創作に『ようこそロイドホテルへ』(玉川大学出版局)などがある。JBBY(日本国際児童図書評議会)理事、紙芝居文化の会運営委員。
大久保清朗(監修):日本語版監修■大久保清朗(おおくぼ・きよあき)
映画研究者。山形大学人文社会科学部准教授。東京大学大学院超域文化科学専攻表象文化論博士課程満期退学。共著に蓮實重彦・山根貞男編『成瀬巳喜男の世界へ』(筑摩書房)、南波克行編『スティーブン・スピルバーグ論』(フィルムアート社)など、訳書にゲリフ『不完全さの醍醐味―クロード・シャブロルとの対話』(清流出版)、シッケル『スピルバーグ その世界と人生』(共訳、西村書店)などがある。映像学講義のかたわら、『ユリイカ』などで幅広く執筆している。
シャンタル・ペタン(イラスト):絵■シャンタル・ペタン(Chantal Peten)
宇宙飛行士のパパと友だちみたいなママをもつ。子どものころから絵ばかり描いていて、両親のお手製スープを飲んで育った。大人になったいまも、絵を描き続けている。