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大学による盗骨~研究利用され続ける琉球人・アイヌ遺骨~
松島泰勝,
木村 朗
著
発行年月 |
2019年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
322p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/国際関係論 |
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ISBN |
9784863770522 |
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商品コード |
1029491162 |
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NDC分類 |
316.81 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2019年03月2週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2019/03/16 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029491162 |
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著者紹介
松島泰勝(著者):1963年琉球・石垣島生まれ。在ハガッニャ(グアム)日本国総領事館と在パラオ日本国大使館の専門調査員等を経て、龍谷大学教授。琉球民族遺骨返還請求訴訟原告団長。琉球民族遺骨返還研究会代表。単著『琉球 奪われた骨』(岩波書店)、『琉球独立への経済学』(法律文化社)、『琉球独立宣言』(講談社)、『琉球独立論』(バジリコ)、『沖縄島嶼経済史』(藤原書店)ほか。
木村 朗(著者):1954年北九州市小倉生まれ。鹿児島大学教員、平和学専攻。東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会共同代表、日本平和学会理事。単著『危機の時代の平和学』(法律文化社)、共編著『21世紀のグローバル・ファシズム』『志布志事件は終わらない』『中国・北朝鮮脅威論を超えて』(以上、耕文社)、共著『「昭和・平成」戦後政治の謀略史』(詩想社)ほか。
内容
墳墓発掘、遺骨領有は、戦前も戦後も刑法犯罪。人類学者らは琉球、アイヌモシリ、台湾、朝鮮で墓を無断で暴き、骨と埋葬品を持ち去った。大学に所蔵された人骨標本は、今日のDNA 研究に至るまで多くの論文と研究資金の源となってきた。日本の学知の根底にある民族差別と植民地主義を問う。