著者紹介
フランシス・ウェルマン(著者):1854-1942年。アメリカ・マサチューセッツ州生まれ。ハーバード大学および同ロー・スクールを卒業。ニューヨークの裁判所で、はじめは検察官として、のちには弁護士として活躍。1880年代から90年代にかけ、反対尋問の名手として盛名をはせる。1903年に、その経験にもとづき『反対尋問』を刊行、同書はアメリカの法律家にとってバイブル的な存在となった。
梅田 昌志郎(翻訳):1927年北海道生まれ。英文学者・作家。北海道大学文学部を卒業。法政大学、文化学院などで講師をつとめる。1960年、「海と死者」で中央公論新人賞を受賞。おもな訳書に、『ロレンス短篇(★正字です)集』『ガリバー旅行記』(ともに旺文社文庫)などがある。